暮れるさとうきび畑
沖縄本島から東方に飛行機で約1時間、空路約360kmの南大東島。
遥か東にあることから「大東(うふあがり)島」と呼ばれたことがその名の由来といわれているそうです。
人が住み始めた歴史は浅く、明治時代に八丈島からの開拓民が島に入るまでは無人島でした。
島の中では製糖業を行う企業に自治が委ねられ、住民の大部分が小作農として重労働を強いられたそうです。
島の歴史を伝えるふるさと文化センターでそういう話を見聞きしたあと、西港目指してさとうきび畑の中を走りました。
このさとうきび畑の中、当時の人々がどんな思いで日々を過ごしていたのだろうか。
この夕暮れの時間をどんな気持ちで迎えていたのだろうか。
このさとうきび畑の写真を見る度、今も胸が苦しくなるのです。
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